庭で収穫したジュンベリーで作るとっても甘いジュンベリージャム

レシピ
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ジュンベリーとは

ジュンベリーはバラ科の花木で主に北米で多く見られるようです。最近では日本でも庭に植えられる事が多くなったようです。

赤く色付き始めたジュンベリー

春先、丁度桜の季節〜終わる頃に白くて可愛い小さな花を咲かせます。5月中旬〜6月の始めに、ブルーベリーよりも一回り小さいぐらいの実がなり、はじめはピンク〜赤く、熟すと赤紫っぽく色付きます。甘みが強く若干の酸味はありますが、そのまま生でも美味しく食べられる実でジャムなどに加工しても保存がきき美味しいですよ。生で食べすぎるとお腹がゆるくなる場合もあるので、お子様は注意して下さいね。美味しいのでオヤツにパクパク食べてしまいます。

可愛いジュンベリーの花

わが家でも家を建てた時にサブツリーとしてジュンベリーをセレクトしました!こちらを選んだ理由は実を食べられる点でした。食いしん坊なだけなのですが、子供が喜んで収穫&食べるので、季節の楽しみとなっているし良かったなぁと思います。ただ実が赤くなると鳥さんにかなり食べられたり、木が大きくなりすぎて高い場所は実が取りにくいです。鳥さんに食べられると、衛生面の心配もあり収穫するのが不安なので、わが家では実が赤くなる頃に防鳥ネットを張って、収穫に飽きた頃に取り外し残りの実を鳥さんに食べて貰います。

木が大きく、ネットを張るのもひと苦労

ジュンベリージャムの作り方

ジュンベリージャム。入れ物は頂き物の使い回し!

ジュンベリージャムを作り続けて約6年、私は種を残したつぶつぶ感の残るジャムが好みなのですが、ジュンベリージャムは実が小さいし処理が大変。種は好きなのだけど、実の下のヒダのような部分を取らないと舌触りがとても悪いです。はじめは気付かず作っていましたが、色々試行錯誤しながら作り、粒感も若干残り、種も残る一番好みの作り方を紹介します。

1.ジュンベリーを収穫。最近は一度に約1キロ分をジャム用に収穫、あと生で食べる様に少し取っておきます。2021年は約4キロ分収穫して、家族やお友達にお裾分けしてネットを外しました。

2.ジュンベリーをキレイに洗います。少しずつボールなどに入れ洗い、カスなどのゴミが出るので取り除きます。3〜4回繰り返し洗います。

このまま食べてもとっても甘みがあって美味しい!

3.ジュンベリーのヘタのような部分を手で1つずつ取り除きます。これをするのとしないのでは、舌触りにかなり変化があります!※種を裏ごしする場合はこの処理は必要ないので、その方が楽かもしれません…。

4.ヘタの部分を取り除いたら、大きいジップロックの袋に入れ、実を押し潰します。これをしておくと、煮ている時につぶす手間が省けますし、早く仕上がるので時短になります。

5.ジュンベリー1㎏に対し大体30%の300gほどのグラニュー糖を準備します。

6.ジュンベリーを鍋に入れ、上からグラニュー糖をふりかけます。

引くぐらいの砂糖ですが、市販の物に比べるとかなり甘さ控えめ

7.30~60分そのまま放置してから火にかけると良いですが、時間の無い場合はすぐに火にかけても問題ありません。

ぐつぐつ煮込みます

8.灰汁が出たらすくって捨てますが、イチゴジャムを作るときほど、灰汁はあまり出ない事が多いです。

うっすら灰汁ぽい物が見えていますが、殆ど出ません

9.ぐつぐつ煮立って来たら、ジャムがお好みのかたさになったら、レモン汁を加えて完成です。

私はちょっとサラ~っとしたソースのようなジャムの方が好きなので、いつも少し緩めの固さで火を止めています。フレンチトーストやパンケーキ、ヨーグルトのソースにしてもとっても美味しく、子供にも好評です。もちろんトーストにかけても、言うまでもなく美味しいです。ジュンベリー独特の香りと味は好みが分かれそうですが、ベリー系全般好きな方はきっと気に入る味だと思います。市販されているのはほぼ見ませんが、栽培したいなと思っている方には是非と言いたいです!

ちなみにわが家のジュンベリー、植えた時は大体2m弱ぐらいの細い木で、枝もかなり細かったと思います。ちょうど夏頃だったので、定着するまでは小まめに水をあげて下さいと言われましたが、翌年からは殆ど手入れもせず、肥料もやらずですが、すくすくと育っています。今では生い茂って、上の方の枝を切った方が良いかなと思うぐらいです。秋から冬にかけては葉が落ちるので掃除は必要ですが、そこまで手間に感じた事はないのでオススメですよ。収穫は地味に大変ですが、1年に1回の楽しみ&家族が喜ぶと思えば苦になりません!

苗木から育てるなら

★地植えにする大きめの木だと、翌年から沢山収穫出来ますね!


★プランターで少し収穫できたら良いな、試しにやってみるなら小さめサイズ!


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